満月の狼女帝(3)
どうも、劇場版まどマギを見に行ってきたばかりのカナタナです。
後編も見に行こうか迷い中。
とりあえず今後の予定。
今やっている狼女帝が終わったら、多分園芸部を書くと思います。
長いことほったらかしにしていたから当初のストーリーとは違うことになりそうですが。
というわけで更新遅くなりましたが、狼女帝の続きです。
「やめ……」
はぁ、はぁと白い吐息を漏らしながら、伸彦は顔を火照らせている。もうどちらが獣なのか、分からないほどだ。
こんな狼女に、しかも先ほどまで男だった者にフェラされて気持ち良くなるなんて……。頬張られているペニスに生暖かい感触が伝わり、そこから一気に彼の体温が上がっていく。
やがて……。
「ああっ!」
ドピュッ!
尿道から勢い良く、ドロドロの液体が押し上げられる。
オナニーをしたことはあるが、これほどまでに気持ちよい発射はなかった。ペニスに唾液と精液の粘り気が混じった感触が残り、射精したにも関わらず彼のペニスは勃起したままだ。
「あはっ、美味しい!」
恍惚の表情を浮かべて、ゆっくりと狼女がペニスを口から放す。そこからはだらり、とだらしなく白い液体が垂れていた。
しばらくすると、周囲の茂みからガサゴソという音が鳴り響いた。
「おや、みんなやってきたようだねぇ」
揺れ動く茂みの中から、静かに人の顔が現れる。
しかしそれは人ではなかった。顔は人を保っているものの、四つんばいで迫るその四肢にはおびただしいほどの銀色の毛が生え、更には耳が異様に尖った獣耳になっている。極めつけには、尻からこれまた銀色の毛がしなやかにたなびいている。
「オスの匂い……」
「いいなぁ、私にもちょうだい……」
一人、二人と狼女が現れ、伸彦の周囲に群がっていった。
「おやおや、あんたたちも我慢できないのかい?」
「だあってぇ……」
「フェンリル様の復活は楽しみですけどぉ、身体が疼いちゃってぇ……」
「この子ばかりずるぅい」
伸彦の周囲に集まった、六人、いや六匹の狼女。
彼女らもかつては先ほどの者と同じ、人間、もしかしたら男だったのかもしれない。
しかしここにいる皆、そんな面影は微塵も残っていなかった。
「この少年、ホントに美味しそう」
野良犬のように、一匹の狼女が伸彦の頬を舐めまわす。
「ねぇ、ボクぅ。君も私たちの仲間になるんでしょ?」
「だったらその前にぃ」
「お姉さんたちと」
「一杯、いぃっぱい楽しみましょう」
群がった狼女たちに、伸彦は一瞬で恐怖に青ざめる。
しかし、その顔はやがて彼女らのフェロモンに当てられて紅く染まった。
「ふふっ、面白くなってきたじゃないか。こりゃ七人目がどうなるか、楽しみだねぇ」
そういいながら、ハティは満月を見上げた。
まだ、夜は長い――。
後編も見に行こうか迷い中。
とりあえず今後の予定。
今やっている狼女帝が終わったら、多分園芸部を書くと思います。
長いことほったらかしにしていたから当初のストーリーとは違うことになりそうですが。
というわけで更新遅くなりましたが、狼女帝の続きです。
「やめ……」
はぁ、はぁと白い吐息を漏らしながら、伸彦は顔を火照らせている。もうどちらが獣なのか、分からないほどだ。
こんな狼女に、しかも先ほどまで男だった者にフェラされて気持ち良くなるなんて……。頬張られているペニスに生暖かい感触が伝わり、そこから一気に彼の体温が上がっていく。
やがて……。
「ああっ!」
ドピュッ!
尿道から勢い良く、ドロドロの液体が押し上げられる。
オナニーをしたことはあるが、これほどまでに気持ちよい発射はなかった。ペニスに唾液と精液の粘り気が混じった感触が残り、射精したにも関わらず彼のペニスは勃起したままだ。
「あはっ、美味しい!」
恍惚の表情を浮かべて、ゆっくりと狼女がペニスを口から放す。そこからはだらり、とだらしなく白い液体が垂れていた。
しばらくすると、周囲の茂みからガサゴソという音が鳴り響いた。
「おや、みんなやってきたようだねぇ」
揺れ動く茂みの中から、静かに人の顔が現れる。
しかしそれは人ではなかった。顔は人を保っているものの、四つんばいで迫るその四肢にはおびただしいほどの銀色の毛が生え、更には耳が異様に尖った獣耳になっている。極めつけには、尻からこれまた銀色の毛がしなやかにたなびいている。
「オスの匂い……」
「いいなぁ、私にもちょうだい……」
一人、二人と狼女が現れ、伸彦の周囲に群がっていった。
「おやおや、あんたたちも我慢できないのかい?」
「だあってぇ……」
「フェンリル様の復活は楽しみですけどぉ、身体が疼いちゃってぇ……」
「この子ばかりずるぅい」
伸彦の周囲に集まった、六人、いや六匹の狼女。
彼女らもかつては先ほどの者と同じ、人間、もしかしたら男だったのかもしれない。
しかしここにいる皆、そんな面影は微塵も残っていなかった。
「この少年、ホントに美味しそう」
野良犬のように、一匹の狼女が伸彦の頬を舐めまわす。
「ねぇ、ボクぅ。君も私たちの仲間になるんでしょ?」
「だったらその前にぃ」
「お姉さんたちと」
「一杯、いぃっぱい楽しみましょう」
群がった狼女たちに、伸彦は一瞬で恐怖に青ざめる。
しかし、その顔はやがて彼女らのフェロモンに当てられて紅く染まった。
「ふふっ、面白くなってきたじゃないか。こりゃ七人目がどうなるか、楽しみだねぇ」
そういいながら、ハティは満月を見上げた。
まだ、夜は長い――。
コメントの投稿
No title
いつも楽しく読ませて頂いています。
この作品はこれで完結なのでしょうか?
獣化は大好物なので是非続きがあるなら読みたいです。
これからも執筆活動頑張ってください応援しています。
この作品はこれで完結なのでしょうか?
獣化は大好物なので是非続きがあるなら読みたいです。
これからも執筆活動頑張ってください応援しています。
No title
「今やっている狼女帝が終わったら」とあるので、まだ終わりではないんじゃないでしょうか?違ったらすみません。
なんにせよ更新があるのはうれしいです。楽しみですねえ^^
執筆頑張ってください!!
なんにせよ更新があるのはうれしいです。楽しみですねえ^^
執筆頑張ってください!!
Re: No title
> いつも楽しく読ませて頂いています。
> この作品はこれで完結なのでしょうか?
> 獣化は大好物なので是非続きがあるなら読みたいです。
> これからも執筆活動頑張ってください応援しています。
ありがとうございます。
紛らわしい書き方ですみません。
別の方も言っていますが、あくまでこの話が完結してからの予定であって、まだこの話は続きます。
主人公もまだ変身していませんし(笑)
続きはまた早いうちに書きたいと思います。
> この作品はこれで完結なのでしょうか?
> 獣化は大好物なので是非続きがあるなら読みたいです。
> これからも執筆活動頑張ってください応援しています。
ありがとうございます。
紛らわしい書き方ですみません。
別の方も言っていますが、あくまでこの話が完結してからの予定であって、まだこの話は続きます。
主人公もまだ変身していませんし(笑)
続きはまた早いうちに書きたいと思います。
Re: No title
> 「今やっている狼女帝が終わったら」とあるので、まだ終わりではないんじゃないでしょうか?違ったらすみません。
> なんにせよ更新があるのはうれしいです。楽しみですねえ^^
> 執筆頑張ってください!!
励ましと説明ありがとうございます(笑)
おっしゃるとおりで、まだまだこの話は続きますw
しばらく更新止まったりしていたので、なんとかその分を取り戻したいです。
> なんにせよ更新があるのはうれしいです。楽しみですねえ^^
> 執筆頑張ってください!!
励ましと説明ありがとうございます(笑)
おっしゃるとおりで、まだまだこの話は続きますw
しばらく更新止まったりしていたので、なんとかその分を取り戻したいです。
No title
良い悪堕ちSSサイトハケーン
悪堕ちとTSFなんて生きるのが辛くなっちゃうじゃないか!
いいなぁ…ハティさんを下さい!もしくは魔王のペットちゃんを!
悪堕ちとTSFなんて生きるのが辛くなっちゃうじゃないか!
いいなぁ…ハティさんを下さい!もしくは魔王のペットちゃんを!
Re: No title
>チョビさん
ありがとうございます。
獣娘好きなんですね。でも絶対にあげません。
理由は特にありませんが(笑)
これからもぜひごひいきに。
ありがとうございます。
獣娘好きなんですね。でも絶対にあげません。
理由は特にありませんが(笑)
これからもぜひごひいきに。