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魔植物(2)

魔植物の後編です。

とりあえずこれでこのサイトのコンセプトは理解していただけると思います。





 少女から飲まされた媚薬のせいで、圭吾のペニスは既にジーンズの上からでもわかるぐらいに勃起していた。少女はそのペニスをさわさわと撫でる。
「もうこんなに硬くしちゃって」
 少女の身体から無数のツタが伸びる。太いものから細いもの、先端に花がついているものもある。
 一本のツタが鞭のように圭吾にぶつかった。身体には傷がつかなかったものの、圭吾の衣服はビリビリに引き裂かれ、勃起したペニスが露になる。そして圭吾の身体に細いツタが何本も絡みついた。
「それじゃあいただきまーす!」
 少女はペニスを口に含んだ。
「んん、むぐっ……」
 少女の口からピチャピチャといやらしい音が流れる。圭吾は肩で息をするのが精一杯で言葉を発することができなくなっていた。
 そうしているうちに圭吾のペニスから限界に近付いていた。
「あ、う、あああぁぁあぁ!」
 圭吾のペニスから勢いよく精液があふれ出した。
「んー、なかなか美味しかったわ。でも本番はこれからよ」
 そういうと少女から真っ赤な花のついたツタが伸びてきた。花弁にはピンクの襞のようなものがついており、まるで女性器のような形になっている。
「この子にお食事をたっぷりとお願いね」
 花が圭吾のペニスを袋ごと包み込み、収縮の運動を始めた。圭吾のペニスは出したばかりにも関わらず再び大きくなっていった。
「ん、も、もうだめえええええ!」
 ペニスから再び精液が発射された。それも先ほどとは比較にならないほどの量だ。
「ふふっ、二回目なのにいっぱい出たわね。でもまだ足りないわ」
 今度は二本のツタが圭吾の目の前へと伸びてきた。二つとも人差し指大ほどの太さで、先端が丸くなっており細い穴が空いている。
 片方のツタは圭吾の口元へ、そしてもう片方は圭吾の背後へと動いた。
「や、やめろ……」
 圭吾の言葉も虚しく、ツタがそれぞれ口の肛門へと入っていった。
「んぐっ、んんっ!」
 肛門に入ったツタが動くたび、圭吾のペニスがビクビク反応する。
 喘ぎ声を出そうにも口に入ったツタがそれを塞ぐ。
 行き場をなくした圭吾の性感は彼のペニスから精液という形で何度もあふれ出していった。
「あはっ、たくさん出てる」
 圭吾の口の中にドロッとした液体が流れ込んだ。それはさっき少女と口付けをしたときに流れてきたものよりも濃かった。同時に口だけでなくアナルにも流れ込んでいった。
「あ、うぐ、うううぅぅ……」

 どれぐらい射精したのだろうか。圭吾は快楽で壊れる寸前に達していた。それでもなお彼のペニスは勃起し続け、精液を出し続ける。
「ん、ぐ……」
 彼の口と尻にも相変わらずツタが蜜を流し続け、彼の全身を犯していた。
「あー、ホントに若い人は美味しいわぁ。でもそろそろお腹一杯になっちゃった」
 すると、彼の口とアナルを犯していたツタがするすると引いていった。
「げほ、げほっ!」
「ご馳走様でした。どうかしら、今の気分は?」
「あは、あははは――」
「そう、随分と気持ちよかったみたいね。それじゃあラストスパートといきましょうか」
 圭吾の股間を包んでいた花が一気に吸引を早めた。
「あなたのペニスはもうほとんど使い物にならないわ。次が最後の射精よ」
「そ、そんな……」
「安心しなさい、命を奪ったりしないっていったでしょ。あなたは私たちの仲間になるの」
 股間が更に熱を帯びてきた。
「うわああぁぁあ! 熱い、熱いよぉ!」
「ちょっと我慢していてね。今あなたのペニスを溶かしてヴァギナに作り変えているから」
「はぁ、はぁ、ま、まさか……」
「うふふ、いっぱい私の蜜を飲ませたから、女性化は速く進むわ」
 その言葉に圭吾は自分の身体が変化していることに気がついた。
 まず肌が少しずつ緑になっていく。力こぶができていたはずの腕が次第に丸みを帯び、柔らかくなっていくのを感じ取った。
「あ、ううぅ……」
 胸が痛み出して、緩やかではあるが風船のように膨らみだした。同時に、短かった髪が少しずつ長くなっていった。
「いや、やめて……」
 身体と同時に精神が女性化していく。
 もう自分は男ではない。
 それどころか人間ではない。
 さっきまで気味悪がっていた、魔物植物となってしまうのだ。
 多分、ここで射精したら、もう――
「もうすっかり女の子ね。あと少しよ」
 花の吸引力がますます強くなり、そして――
「ああん、いくぅ、いっちゃうぅぅぅぅう!」
 圭吾は絶頂に達した。
 圭吾の股間から赤い花が離れていく。少し前までペニスのあったその場所には、少女のいったとおりぽっかりと割れ目ができている。
「はぁ、はぁ、あは!」
「あらあら、すっかり可愛くなっちゃって。それじゃあ最後の仕上げよ」
 圭吾の脚を縛っていたツタがするすると解かれていく。しかし圭吾の脚は全く動くことができなかった。
 緑色に変色しきった脚が、突然地面に突き刺さった。彼の脚は段々と細くなっていき、更には硬い地面の深くまで伸びていったのだ。
 そして足元から大きな花が咲き始めた。それは圭吾の下半身を根っこごと、スカートをさかさまに履いたように包み込んだ。
 そうして、圭吾だったものは目の前にいる少女と同じく、植物の魔物へと変化した。
「おめでとう。気分はどうかしら?」
「うふふ……なんだかとっても幸せ。さっきまで自分が人間の男だったなんて思えないわ」
「それじゃあ私の仲間のところに案内するわね。中にはあなたと同じ人間の男だった子もいるわよ。もうみんな忘れているけどね」
「あらぁ、とっても楽しみ」
「あとこれからは私のことはお姉さまって呼んでね。今夜はいっぱい楽しみましょう」
「はい、お姉さま……」


 あ、また森に男が迷い込んだ――
 この気配は随分若い人ね――
「お姉さま、私お腹すきました」
「うふふ、それじゃあ一緒にお食事しましょう」
「わぁい! お食事なんて久しぶり。そしてまた仲間が増えるのね」
「ええ、楽しみね」
 この香りに誘われたら、二度とこの森から抜けられない。
 魔植物の少女に犯され、彼女らの仲間として永遠にここで生き続けるのだ。
「うふふふふ……」
 二つの魔植物が、これから起こることを想像しながら妖しく笑っていた。

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