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満月の狼女帝(2)

しかし暑いですね。9月とは思えない……。

そんな暑さに日々耐えております。

てなわけで狼の続きです。若干短め。





 ――仲間?
 彼女の言っている意味が、伸彦には理解しかねた。
「そうそう、一応自己紹介しないとね。あたしはハティ、狼王フェンリル様を蘇らせる者だよ」
「フェンリル、様?」
「そう。これからこの世を支配されるお方さ」
 この世を、支配――?
 伸彦はなんとか落ち着きを取り戻そうと、息を整える。
「僕をどうするつもりだ?」
「いっただろ? アンタにも、仲間になってもらうって。ほら、あいつのように……」
 そういって、ハティは後ろを振り向く。
「はぁ、はぁ……」
 先ほどまでサラリーマンだった狼女が、荒い息を立てながらこちらに近付いてくる。
 長い舌をダランと垂らしているその姿は、まるで発情期のメス犬のようだった。
「おやおや、生まれ変わったばかりなのに、もう我慢できないのかい?」
「ああん、だあってぇ」
 少し前まで男だったとは思えない甘い声を挙げる。
 鼻をヒクつかせ、いつの間にか生えた茶色い尻尾を振る。
「フェンリル様が復活なされたら、いっぱいしてもらえるんだよ」
「楽しみですぅ。でも……」
 狼女が、こちらを向いた。
「もう我慢できない……。ハティ様、この人間、食べちゃってもいいですかぁ?」
 狼女は、くあっと口を開き牙を剥きだす。口の間から涎が糸を引いていた。
 ――食べられる。
 伸彦は瞬時に目を閉じた。
「肉なら後でたらふく食わせてやる。こいつはやめておきな」
「ああん、だったらぁ……」
 ドサッ――!
 間髪を入れず、狼女は伸彦を地面に押さえつけた。
 人間とは思えない力で、そのまま無理矢理伸彦のズボンを引きおろした。
「わぁ、美味しそう」
 露になった伸彦のペニスを見ながら、狼女は恍惚の表情を浮かべた。
 ついさっきまで男だったとは思えない、雌狼の色香。彼女の吐息から溢れるフェロモンにやられ、伸彦のペニスはムクムクと大きくなっていった。
「や、やめ……」
 精一杯の反抗をする伸彦。しかし伸彦のペニスは意に反して勃起したままだ。
「いただきまぁす!」
 ガブッ!
 狼女が伸彦のペニスにかぶりついた。
「うっ!」
 じゅる、と音を立てながら伸彦のペニスがねっとりと舐められる。
「ん、ちゅぅ」
「あ、ああっ!」
 獣のように乱暴で、かつ妖艶なフェラチオ。
 いつ噛み千切られるか分からない恐怖と、背徳的な快感が伸彦を襲った。

「ふふっ、まだ夜は長い。満月が終わるまで、まだたっぷりと時間はあるさ。目一杯楽しもうじゃない

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No title

頑張ってください
獣化ものは好みなので早く続きが読みたいです

No title

やった復活してる 園芸部続き楽しみにしてます

Re: No title

> 頑張ってください
> 獣化ものは好みなので早く続きが読みたいです


ありがとうございます。
なんとか頑張って書いていきたいと思います。

Re: No title

> やった復活してる 園芸部続き楽しみにしてます

ありがとうございます。

園芸部はこの狼女帝が終わったら続きを書こうと思います。
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